韓国植毛旅2日目。
今日はいよいよ施術日です。
施術直前ということで、昨夜からいろんな人のブログを改めて見返してみたら、「辛かった」、「大変だった」という声が意外にも多いことに気づいて、それを見たらめちゃめちゃ緊張してきたんですが、もう引き返すことはできません。
「なるようになるさ…」の精神で、クリニックに向かいました。
スポンサーリンク
JP毛髪センター到着
2017年6月21日(水)
9時20分 ホテル前でアテンダントのSさんと待ち合わせ。
滞在ホテルの最寄り駅(シンサ駅)から一駅先ということで、地下鉄に乗りました。
目的の駅(駅名忘れました汗)に到着。
駅を出て、歩いて2~3分のところに「JP毛髪センター」があります。
院内に入ると、内装はこんな感じ。
待合室。
ここで先生に聞きたいことや、ヘアラインの希望を紙に書いて、提出。
パジャマに着替えたあと、頭の血行を良くするために赤外線をあててもらいました。
この後は、カウンセリングです。
カウンセリング
個室に通され、女性のスタッフから今日の流れを聞きました。
アテンダントのSさんに通訳してもらいながらなので、コミニケーションは全く問題ナシ。
流れや說明を聞いたあと、チェ院長と初対面。
あ、写真の人だ!と、少し興奮。笑
会うやいなや、笑顔で握手を求めてきてくれて、「遠いところからようこそ 」と歓迎してくれました。
優しくて腰の低い良い方だなぁというのが、雰囲気からも話し方からも伝わります。
今日は一日の作業すべてを(ドナー採取から移植まで)、チェ院長がやってくれるとのこと。
その場では、質問に対してチェ院長に答えてもらったり、ヘアラインを取ってもらいました。
カウンセリングの結果、ヘアラインは落とさないで全体の密度アップを目的に移植していこうという施術方針に決定。
それにしても、改めて自分の頭皮をみると、こんなにひどかったのか…と思い知らされます。
植毛施術の流れ
- 剃毛
- 採血、麻酔
- ドナー採取
- 移植
- 終了
流れはこんな感じです。
私の場合、採取が2,000株と多いためか、1,000株採取した時点で一度移植に移って、移植が終わった後、もう一度1,000株採取して移植するという、2回にわける流れになりました。
おそらく、負担を少なくして、尚且つドナーを新鮮に保つため、ということなのでしょう。(多分w)
人によっては一気に2,000株採取して、一度で終わらせる場合もあるようです。
施術開始
変に待たされる時間もなく、ここまでトント~ンと進んでいきます。
剃毛
- AS / オールシェービング (坊主頭)
- DS / ドナーシェービング (後頭部のみ刈り上げ)
- NS / ノーシェービング (刈り上げなし)
どの状態で施術するかは契約のときに決めますが、私はDSを選択したので、後頭部の髪の毛のみ剃ります。
採血・麻酔
採血は、採取したドナーを漬けておく培養液を作るためのに必要なんだそうです。
注射器を刺されるのでチクっとした痛みがあります。
続いて麻酔。
採血後、腕には点滴みたいな管がつながっていて、そこから睡眠麻酔を注入します。
ポイント
JP毛髪センターさんでは、睡眠麻酔をしてくれます。
採血した管から麻酔が注入されるので、痛みは全くありません。
チェ先生から「夢の世界へいってらっしゃい」と声をかけられ、目を閉じました。
ふわふわ~とした夢心地のような不思議な感覚。
5分間ほど意識が無くなると言われてましたが、私はとくに意識が飛んだようには感じず、現実世界に意識はあるんですが、なんとなく夢を見ているような状態だったように思います。
ドナー採取
麻酔が終わったら早速、ドナー採取です。
うつ伏せになった状態で、頭皮からドナーを採取していきます。
麻酔を打たれてふわふわ~とした状態でしたが、今ドナーを採取されているなぁということは、音と感覚でわかりました。
麻酔が効いているので、痛みは全くありません。
時間が経つにつれて意識がはっきりしてきましたが、目を閉じると先程までの夢心地の余韻に浸れたので、痛みも体勢が苦しいといったこともありませんでした。
ですが、2回目の採取のときには、睡眠麻酔は打たずに頭に麻酔をしただけなので、採取されている頭皮に痛みはないけれど、うつ伏せになっているため体勢的な辛さがありました。
他の方のブログを読んでみても、皆さん、採取されているときの体勢がキツイと書かれてましたが、確かにこれはちょっと辛かったですね。
辛い理由は、うつ伏せになっているので顔が圧迫されて痛くなったり、呼吸がしづらかったりするからです。
ですが、キツかったら声をかけて中断してもらうこともできるので、これから施術をする方はそこまで心配しないでください。
なんだかんだ乗り越えられます。笑
移植
採取したドナーを、頭皮に植えていきます。
このときは仰向けになれるので、ドナー採取のときより体勢はいくぶん楽になります。
麻酔は、眉毛の上あたりから注射器を挿して注入していたように思いますが、この時も麻酔による痛みはありませんでした。
麻酔が終わったらいよいよ移植作業。
最初にドナーを植えるための場所(切り込み)を作っていくんですが、このときにジャリッジャリッと音がします。
あまり聞いたことが無いような音なので、この音が怖いと感じる人もいるみたいですが、私は平気でした。
切り込みを入れて植える場所ができたら、あとは専用の機械を使ってパスンッパスンッと採取したドナーを植えていくだけ。
ここからひたすらドナーを植えていく作業が始まります。
パスンッパスンッ…
パスンッパスンッ…
パスンッパスンッ…
麻酔が聞いているので痛みはありませんが、これも箇所によっては多少、痛みを感じるときがありました。
1,000株の移植で、大体1時間30分~前後ぐらいでしょうか。
長いと分かっていたので、ここは覚悟を決めて、心の中でいろんな妄想を楽しみながらひたすら耐えるしかありません。
長時間やっているので仰向けとはいえ、若干体制が辛くなってきますが、まぁこれもなんとかなります。
スポンサーリンク
施術終了
そして…
2,000株植え終わって、長かった植毛施術がやっと終了!
ただ私の場合、2,000株ではちょっと足りなかったらしく、バランスを補うために、120株ほど追加で採取して植えてくれました。
なので合計で2,120株の移植になりました。
契約以上のことをしてくれるとは思わなかったので、これには本当に感謝。。
こんな感じで植え終わりました。
右側
左側
高密度に植えられてますね。
ありがとうございます。
手術時間は大体6時間半ぐらいでした。
途中、10分間の休憩がありましたが、あとはノンストップでもくもくと作業をしてくれて、患者の私と同じように、クリニックの皆さんにとっても大変な作業なんだなぁと感じました。
チェ院長、スタッフ、最後まで見守ってくれたSさん、本当にありがとうございます。
皆さんにお礼を言って、本日は終了。
Sさんは術中も通訳してくれたり、ブログ用の写真を撮ってくれたりしてくれました。
そんなこんなんで、クリニックを出たのが18時頃。大体8時間ぐらいはJPさんにいたことになりますね。
長かった…。
ニット帽をもらい、被って帰宅。
お土産にサムゲタンももらいました。
今日は10分休憩の間でお菓子を食べただけだったので、すごく腹ペコでホテルに戻ってすぐに食べました。
この時はじめてサムゲタンを食べたんですけど、美味しかった~。
見た目痛々しいですが、術後の痛みは全くなく、この日は頭は洗わないで体をシャワーで流して終了。
まとめ
トータルで考えると、けっこう大変だったかも。
ただ、色んな方のブログを読んで大変だということは覚悟していたので、振り返ってみると、予想していたよりはマシだったかな、という感じもします。
それよりも、チェ院長やクリニックの方たちが優しくて、最後までちゃんとやってくれたことに対しての感謝と、やっと終わったことの嬉しさの方が勝っています。
まれに、手術が終わったあとに睡眠麻酔の影響で気持ち悪くなってしまう方もいらっしゃるみたいですが、私の場合はぜんぜん問題ありませんでした。
-
-
【韓国植毛旅3日目】韓国最終日、そして日本へ帰国
さて、韓国植毛旅3日目です。 この日の予定 12時:ホテルチェックアウト 13時:JP毛髪センターでシャンプー 20時:金浦空港 発 22時:羽田空港 着 23時半:自宅到着 目次1 起床2 ホテルの ...